comicglass backup serverの機能でWinPCにファイルをバックアップしたのですが、
そのうちかなりの割合でファイルを開けなくなっていました。
ファイル名に濁点、半濁点が付いているもの全て開けません。
例えば、windowsからは全角の「ガ」と見えるものでも、内部的には「カ゛」となってるようで、
ビュアなどに渡してやってもそのままでは見ることが出来ません。
windows標準で付けられる文字コード以外で名前を付けているような気がします。
このアプリは安全なのでしょうか。

ご利用ありがとうございます。

ご心配おかけしまして申し訳ありません。
この問題は、Unicodeのデフォルトの正規化モードがiOSとWindowsで異なるため発生します。

Unicodeでは複数の文字から1つの文字を合成するモードがあり、合成文字といいます。
Windowsでは通常、濁点の表現に合成文字を使いませんが、iOSやMacでは合成文字を使います。
（つまり同じ文字でも複数のコードが存在します）

バックアップでは元に戻す必要があることから文字コードをそのまま利用していました。
合成文字が含まれているとWindowsのアプリケーションによっては正しくファイルを開けないことがあります。特にWindowsXP以前はOS自体が未対応だったため表示もおかしくなります。
（なお、合成文字は濁点以外にも丸囲み文字などの記号でも利用されます）



基本的にはファイル名だけの問題なのでリネームすれば問題は解決します。
下記に合成文字をWindows標準のUnicode正規化にリネームするツールを公開していますのでよろしければご利用ください。

http://comicglass.net/sync/fixUnicode.zip